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Brand Information

KARL KANI
INTERVIEW

今回は〈カールカナイ〉がサポートする江川優生選手にスポットを当てスペシャルインタビューを敢行。昨年、2つのビッグタイトルを獲得し、これまで以上に注目をされ続ける彼が今、考えていることとは…。

BRAND HISTORY

1989年にニューヨークのブルックリンで誕生した、HIP HOP界初となるデザイナーズブランド〈カールカナイ〉。本場アメリカのHIPHOPミュージックやクラブシーンと密接にリンケージしたウエアブランドとして設立当初から現在まで業界をリードし続けている。2pacsやDr,DRE、SnoopといったHIP HOP界を代表する多くのアーティストが愛用していることでも有名で、アメリカはもちろん日本のストリートにおいてもその人気ははかりしれない。

DESIGNER'S COMMENT

「このブランドを始めるに先立ち、友達全員と私は自分用のGUCCIとPOLOの洋服を作っていました。というのもそれらのブランドはストリートを代表するような服を作っていなかったからです。ある日、私は“なんでPOLOとGUCCIをわざわざクールにしなきゃいけないの?”と思い至りました。その日こそ、私が自分のブランド〈カールカナイ〉をスタートすると決めた日です。これらのイメージが1989年来の私のオリジナルコレクションなのです」by Carl William(a.k.a Karl Kani)

Profile

えがわ・ゆうき。1998年2月6日生まれ。東京都足立区出身。中学入学後にキックボクシングを始め、2013年10月高校在学中にプロデビュー。
Twitter @yuuki_egawa / Instagram @yuukiegawa

kickboxing-gym「power of dream」
東京都足立区保木間1-2-7-108
☎090-4708-4181

 2019年はKrush王者から初防衛、K-1 WORLD GP王者といったタイトル戦を手にした濃密な一年を過ごした江川選手。その今の心境を聞いた。
「このようなビッグタイトルをすぐに獲れるとは思っていなかったのが正直なところですね。K-1 WORLD GPも今回獲れなかったら階級を上げようかと思っていたくらいでしたので。最初で最後、そう考えていたのでやっぱり嬉しかったです。振り返ってみると、1月のKrush王者を獲った試合が大きなターニングポイント。そこで今までの練習などが自信につながった感覚が自分にとって大きかったですね」

 2020年はさらなる進化、そしてMVPとしての責任を果たすのが目標だ。
「MVPを獲った、ということを過去のことにするのではなく、MVPらしい試合ぶりをしなければならないと思っています。

特に昨年初めて1日3試合というトーナメントを経験して、肉体的というより精神的に大変な部分を感じました。そういった足りない点はしっかりと補いつつ、これまでの練習を信じて、自分らしい力強さや押しっぷりを試合で観てもらえるよう頑張っていきたいと思います」
 〈カールカナイ〉のブランドアンバサダーとしてももっとブランドを知ってもらえるように…。それも江川優生の大きな目標の一つだ。「昨年のトーナメントでさらに多くの方々に知っていただけるようになりました。それとともにSNSで僕が着こなしをアップしたり、格闘技ファンの方でもカールカナイを着ている方を見つけるようになって、『江川優生=カールカナイ』というイメージも強くなってきているように感じます。 ブランドを背負っている、というのは少しおこがましいですが、そんな気持ちで今後もブランドの魅力を伝えられたらいいなと思いますね。もちろんカールカナイを通じて、僕のことやK−1、格闘技のことを知ってファンになってくれる方もいらっしゃると思いますので、ワクワクする試合を楽しみにしていただければ嬉しいです!」